3 エッヂの名無し 2025/10/08(水) 11:31:20.200 ID:vFkG6//W/
超電導とは、電気を流しても中で失われることなく(電気抵抗がゼロ)永遠に流れ続ける状態をいう。これまでの超電導体は極低温でしか機能せず、実用化には液体ヘリウムなどによる冷却が必要であった。
超電導は1911年の発見以来、科学者たちの夢である「常温常圧超電導」の実現に向けて、長年にわたる研究が続けられてきた。常温常圧超電導とは、温度と圧力の両方が特殊な環境ではなく通常の生活環境レベルで超電導が起こることを示す。
近年、水素化合物において高温超電導の記録が次々と更新され、2019年には「LaH10」において250K(約-23度)での超電導が報告されていたが、室温には届いていなかった。また約170GPaと超高圧下が条件であった。