46 風吹けば名無し 2012/06/25(月) 20:15:52.20 ID:0rx4UIdh
1 名誉毀損や侮辱による告訴
刑事訴訟法上,告訴は受理義務があるので,警察が告訴状の受け取りを拒むことはできない。しかし,事実上,「預かり」「仮」「参考」といった言葉により,受理を拒まれることがある。
なぜ受け取らないかというと,想像するに,警察も忙しいから,ということだろう。告訴を受け取ると捜査しなければならない。
2 IPアドレスを渡した場合
しかし,IPアドレスをこっちで調べて警察に渡すと,かなり迅速に投稿者を調べてくれる。
民事訴訟でIPアドレスから投稿者を調べるには数か月を要するところ,警察なら数日から数週間で答えが出る。
それゆえ,IPアドレスの調査までは仮処分でやって,そのあとは警察に引き継ぐ,というのが早いだろう。
3 なぜ違うのか?
では,なぜ告訴状を受け取らない一方で,IPアドレスを渡すと簡単に調べてくれるのか。
それは,警察内部での手続の違いによるもの,という話を聞いた。
すなわち,IPアドレスを調べるには令状が必要となるためハードルが高いけれど,IPアドレスから投稿者を調べるのは捜査照会だけで済むため,警察としても動きやすい,ということらしい。